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名古屋グランパス、ルヴァン杯優勝おめでとう!!

今日はサッカーJリーグルヴァン杯決勝「名古屋vsC大阪」をテレビで観戦。名古屋がC大阪を2-0で下し、ルヴァン杯では初優勝。

 

奇しくもこの対戦カードは3日前の天皇杯でも対戦しており、この時はC大阪が3-0と勝利。そこから中2日で非常にタイトな日程だった。

 

序盤は名古屋がわりといい入り方をしていたが、途中からはC大阪の方が押し込むシーンが見られた。また傾向としては、両軍ともサイドから攻め、クロスを入れるも、思うように合わないシーンが目立った。それでも前半はC大阪が優勢。結局前半はどちらも決めきれず0-0。

 

後半は一進一退になると思われたが、2分にいきなり名古屋が先制点。左からのCKでニアの選手が頭でさりげなくコースを変え、ファーに走り込んだ前田直輝が頭で押し込んだ。その後は案の定、一進一退のような展開に。時間が経過していくうちにまたC大阪の方が危険なシーンまで持ち込むが、名古屋の必死の守備の前に決めきれない。

 

1点リードで耐えていた名古屋は後半34分についに追加点ゲット。左サイドから齋藤学がドリブルで仕掛け、そこからこぼれたボールを途中出場のFWシュヴィルツォクが拾って持ち込みシュート。これはC大阪GKキムジンヒョンが足でセーブしたが、こぼれ球を名古屋MF稲垣が走り込んで冷静に叩きつけるようなシュートを決める。

 

その後ロスタイム5分を含めた終盤は名古屋は引き気味にして守備に割り切り、C大阪は必死に攻勢を見せる。だが名古屋の守備は最後まで崩れず、2-0で勝利。これでついに名古屋はクラブ史上初のルヴァン杯優勝が決定。

 

名古屋は2010年にJ1リーグ優勝するも、その後は何度も上位にいながらタイトルとは無縁に。だが今回11年ぶりにタイトルを獲得したことで、やっと本当の強豪になったと実感できる。Jリーグでは長年鹿島が勝ち続けて「常勝軍団」と呼ばれ、ここ数年は川崎がいくつかタイトルをとり、特に昨年はぶっちぎりで優勝。今年も優勝間近。

 

かつては戦国リーグといわれ、上位と下位が拮抗し、どこが優勝/降格するかわからないといわれたJリーグだが、近年は2強かせいぜい3強になりつつある。そんな中で埋没しつつあった強豪がカップ戦で久々に優勝したのは有意義だったのではないか。準優勝のC大阪もよく頑張ったが、さすがに昨年までとは違って順位が中位に甘んじているだけに、もどかしさも感じた。残り5試合でJ1残留も確定してないが、17位と12ポイント差、得失点差も19差なので残留はほぼ大丈夫だろう。

 

J1リーグは残り5試合で川崎優勝が決定的だが、最後まで上位も残留争いも盛り上がればいいと思う。